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ぼくの町の消化器科情報ぱーく編集部
消化器科に関する用語と解説を、誰でもカンタンに追加することが出来ます。
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ダンピング症候群 |
| 胃の切除により胃が貯留する機能が低下し、飲食物が小腸まで急降下してしまう状態のことを言い、胃の切除後に起こる胃切除後症候群のひとつです。食事直後に起こる場合と、食後数時間たって起こる場合があり、前者はホルモンバランスの乱れ、後者は血糖の急上昇による低血糖が原因です。吐き気・下痢・めまい・発汗・動悸などの症状があり、食事を終えた後、数十分から数時間で起こります。日常の食事療法に配慮する事が治療対策で、炭水化物を控える、脂肪やたんぱく質の多い食事をする、食事を1日につき5〜6回に分け少量ずつ時間をかけてとる、食後安静にする等を心掛けることが重要です。また、鎮静剤等の薬物療法を行う場合もあります。
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胃潰瘍 |
| 胃液が胃粘膜を傷つけてしまう事によって、粘膜の下層組織に欠損箇所を生じさせる消化性潰瘍のひとつで、肉体および精神的ストレスにより、ホルモン、自律神経が不調をきたす事が主な原因と考えられています。結果的に粘膜が弱ったり、胃液が強くなりすぎたりして起こる状態の事を言います。その他の原因として近年では、ヘリコバクター・ピロリなどという細菌が及ぼす悪影響などもあげられています。腹痛・吐血、下血・胸やけ、げっぷ・嘔気・嘔吐・食思不振などの症状があり、制酸剤、ヘリコバクター等に原因に抗生物質等の薬物治療、日常の食事療法、安静等が治療対策となります。ただし、胃潰瘍そのものは治療なしで治ることもあります。 |
十二指腸潰瘍 |
| 胃液で十二指腸粘膜を消化してしまうため、その下層組織が欠損する消化性潰瘍のひとつで、肉体および精神的ストレスによるホルモン・自律神経異常が原因となり、胃液が強くなったり、粘膜が弱くなったりする事によって起きます。発症しやすい年齢層としては20代、30代で、胃酸が多く出るタイプに多いのが特徴で、また細菌が原因となっている場合もあります。みぞおちの痛み・胸やけ・出血・嘔気・嘔吐・食思不振等の症状があり、制酸剤等の薬物療法、日常での食事療法と安静等が治療対策となります。またヘリコバクター等の細菌が関係する際には抗生物質を使う必要があります。 |
クローン病 |
| 消化器全体に潰瘍化や繊維化が発症し、それが更に腸壁深く侵食していくために栄養吸収障害が起きる状態のことで、原因は遺伝、免疫やウイルス、細菌等と言われていますが、実際には特定できず、完治困難とされています。腹痛・下痢・発熱・体重減少・貧血・倦怠感・肛門に病変・腸閉塞などの症状があり、発症箇所は主に結腸や回腸末端で、10代20代に多いといった特徴があります。内科療法として、副腎皮質ホルモン剤やサルファ剤の投与、狭窄、穿孔には外科療法などが治療対策となりますが、必ずしも根治治療ではありません。日常生活においての食事摂取に気をつける事、安静にしている事などが重要です。 |
乳糖不耐症 |
| 牛乳を飲んだときにお腹がゴロゴロ鳴り、更に腹痛や下痢を起こす状態のことを言い、これは腸粘膜にある、牛乳成分内の乳糖を消化する酵素が欠乏していたり、不足していたりする事により、乳糖が消化不良となり腸内に残存してしまうのが原因です。腹鳴・腹痛・下痢などの症状があり、乳糖を含まない牛乳を飲むようにすることが治療となりますが、乳糖を消化する酵素が先天的に不足している場合には、栄養失調等による生命の危険がありますので、医師の診断を早期に受ける必要があります。 |
カルチノイド症候群 |
| 呼吸器や消化官に腫瘍が発生している事が原因でホルモンが分泌され、顔が赤くなる・低血圧・咳・下痢などの症状が起きる状態を指しています。これには悪性と良性があるので注意が必要です。治療としては、腫瘍の摘出手術を受ける事があげられます。 |
吸収不良症候群 |
| 脂肪を主として、たんぱく質やビタミンなど、各栄養素の吸収障害が起き、その結果、栄養失調となってしまう状態のことで、原因には、胃腸を手術したことで消化管が短くなった事や、肝臓等他臓器に疾患を起こしている事などがあげられます。治療としては、胃腸切除の際は、食事回数を増やす事、栄養剤やビタミン剤を補給する事、他に起因する病気があればその治療をする事などがあげられます。 |
タンパク漏出性胃腸症 |
| 腸のリンパ管が塞がってしまったり、胃腸粘膜の潰瘍、がん、大腸炎等により、リンパ液が漏れ、大便とともに排出されてしまい、低タンパク血症が起こることです。また原因不明の場合もあります。手足、顔のむくみ・浮腫・下痢・貧血・胸水、腹水などの症状があり、まず原因となる病気の治療をします。また食事療法もそれと並行して行い、栄養障害が大きい際には、静脈栄養、経管栄養等を行う必要があります。 |
過敏性腸症候群 |
| 胃腸は精神的ストレスにもともと過敏な箇所ですが、そのストレスによる自律神経系統の乱れが原因となり、腸の運動や分泌機能が過敏になることです。胃、小腸、大腸全ての箇所に症状が現れる可能性があるため、過敏性大腸炎などとは異なり、過敏性腸症候群と呼ばれます。便秘・下痢・腹痛、腹部不快感、腹鳴などの症状があり、基本的な原因が精神的なものであるため、リラックスを心がけたり、ストレスを溜めないようにすることが重要となります。薬物療法にしても、整腸剤や精神安定剤程度の使用に止まります。 |
ダグラス窩膿瘍 |
| 胃、十二指腸の穿孔や、虫垂炎、胆嚢炎等が原因となって起こるもので、骨盤腔最下部のダグラス窩に腹腔の膿汁等がたまっていき膿瘍ができてしまいます。しぶり便・下痢・排尿痛・おりもの・子宮出血などの症状があり、治療としては切開による膿瘍の除去が必要となります。 |
急性腹膜炎 |
| 十二指腸潰瘍、虫垂炎の穿孔、女性性器の疾患や流産等が原因で、腹腔内の細菌が腹膜に感染して急性に炎症を起こすタイプの腹膜炎で、死亡率が高く緊急手術を要します。腹部の激痛・腹部硬化・嘔吐・冷や汗・ショック状態・腹部膨満等の症状があり、開腹手術により治療します。 |
慢性腹膜炎 |
| 疾患に伴って腹膜に腹腔内の炎症が発症するもので、その原因となりうる疾患としては、結核や腹腔内のがん等があげられます。微熱、腹痛、消化障害、腹水(結核性)、腹水、吐き気、嘔吐、便秘、発熱、全身衰弱(がん性)などの症状があり、治療としては、原因となる疾患が何かをつきとめ、その治療を行います。そして抗生物質を投与します。 |
胆汁性腹膜炎 |
| 胆道の破裂、手術、肝臓手術等が原因で、胆汁が腹腔へ漏れることによって腹膜炎を起こすものです。腹部の激痛・腹部膨張・嘔吐・発熱の症状があり、この場合、緊急な手術を要し、切除や胆汁が漏れている箇所を見つけ、ふさぎます。場合によっては胆嚢摘出手術や、抗生物質投与を要します。 |
マロリー・ワイズ症候群 |
| 食道や胃の間あたりの粘膜が裂けて出血する状態のことで、食中毒、妊娠、大量飲酒等で激しい嘔吐があった時になどに起こりやすいです。嘔吐・吐血、下血・ショック状態などの症状があり、止血を目的として、薬剤注入、レーザー、電気メスが使用されます。また症状が重くなるに従い、止血剤、血管収縮剤、抗潰瘍剤等を点滴で投与するなどの必要性が出てきます。更に手術をする場合もあります。 |
食道裂孔ヘルニア |
| 横隔膜にある食道裂孔がゆるむことによって、胃の一部分が胸郭内へと入り込んでしまう状態のことです。胸やけ・げっぷ・嘔吐・腹痛などの症状があり、また、食道下部の括約筋が働かなくて、食道に胃の内容物が流れ込み、流動性食道炎を合併する場合があります。自覚症状等がない場合には治療の必要性はありませんが、食道炎を合併した際には、抗潰瘍剤や制酸剤等の薬物療法をする必要があり、また手術を要する場合もあります。 |
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